科学・気学・運 その2

星風会の目的は、各人の意識を拡大することである。
意識が広く深くなった個人が増えると集合意識が変化し、ひいては社会全体に平和と調和をもたらす。為政者は集合意識の象徴であるから、それにふさわしい人物が選ばれるようになってゆく。

村田先生が、一人一人を紹介し、自己紹介を促すのは、その一人の意識の拡大を引き出し、それによって家庭、社会、国、地球、太陽系、宇宙の調和につなげるという遠大なボトムアップ戦略に違いない。
各個人の課題が一つクリアされれば、その分宇宙の調和度が増す。戦いの比喩を用いるのはふさわしくないかもしれないが、空爆ではなくて地上戦である。戦争では、いくら空爆をおこなっても決着はつかない。最後は地上戦である。最も手間がかかるが、決着をもたらす唯一の方法である。

近々、「百万ドルの開運コース」が発表されるようである。
開運の法則を講義で聞いても開運しないのには理由がある。
「わかったつもり」になると、それ以上の思考と練磨を打ち切ってしまう。スマホの操作がわかってもスマホのシステムは作れない。最後は、デジタルデータの海を制御する法則を定め、膨大な設備投資をおこなって初めてスマホのシステムが稼動する。「わかったつもり」は、よってたつディティールを全て捨てていることに等しい。諺に曰く、神は細部に宿る、である。

表層意識は開運を望んでいても、深層意識は開運を否定している場合は開運しない。深層意識は、未来をつむぐ領域に直結しているようでここが変わらない限り変化は起こらない。結局、深層意識が望んだとおりの人生を歩むことになる。若き日の小澤征爾のように表層意識と深層意識は一致していると強力な援助者が現れ、夢を実現してゆく。

「百万ドルの開運コース」では、高波動ノートを用いて深層意識に直接働きかけることを習慣化させて、半ば強制的に開運を促すシステムのようである。(続く)


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