カラスとテロとヤクザと

あさ、5時45分。西日暮里の自宅から4分の路上、すぐJRの駅で、人影よりも、車の往来があるていど。
いつもの散歩コースだけど、ハッとして足を止めた。

大道りの車道で、十数羽のカラスの乱闘、いや、乱闘に見える。普通なら、エサに群がるはずだが、群れの中心には、エサではなく、二、三羽のカラスが、羽音をたてて、争っている。それを、二重、三重に他のカラスが取り巻き、激しく、飛び交っているのだ。

普通乗用車は、その群れを避け、スピードダウンして、とうりすぎてゆく。(普通は、逆だろうにー)

呆然とたちつくし、見つめるうちに、人間社会が、その怪しげな黒の乱舞に、重なってくる。

四緑、五黄、八白、九紫の象意。まさに、来年の暗示ではないか!

そう思うと同時に、来年もそうだけど「近々なにか起きる❗」と予感。
とは、言え、世界でなにかは、しょっちゅう起きているから、意味深に「なにか起きる」なんて、ちゃんちゃらおかしい、ともう一人の自分の声もする。

しかし、そのあと、パリでの驚くべきテロによる悲劇、さらに、国内では、ヤグザの組長だかが、手足を縛られ撲殺された死体が本人の家の玄関に投げられていて、家人が、警察に通報ともー。そんなニュースがながれた。

学校でのいじめ、テロと国家、領有権の争いなどや反社会的グループの争いなど。五黄のカラスが、象徴している。

人間であれば、誰でもカラスと鳩を一羽ずつわが内に飼っているのでしょうか。

むかし、親しくさせていただいた元官房長官の藤波孝生 先生に
「正義の戦争って、ありますか?」とお聞きしたことがある。長い顔を、引き締めて、しばらく瞑目し、そして、ポツリと答えた。
「ありませんな」
さらに尊敬の念が増したのを覚えている。

とうぶん焼き鳥はいらない むらっち


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