意識の向かう対象にパワーは流れる(3)

次々におきる事故~  一つの事例

医師の久先生に約束した事例をあげようか。

二人代表の出版社のケース。代表取締のひとりは、60代の財務担当、40代のほうは、企画から営業までの事実上の社長である。3,4人で始めた会社は、発展し、70数名を擁すにいたり、成長街道を、突っ走っていた。

ところが、一月に、社員が、次々と交通事故にあった。なかには、外資系の超一流企業から、ヘッドハンティングしてきた貴重な人材が、数人と共に、交通事故をおこし、重傷をおい2ヶ月の入院を、余儀なくされた。

40代の気学を実践していた取締役代表は、ことの事態を重くみて、調査して、分かったことは、もう一人の60代の代表が、六白の尅気を、散々おかしていたことが、判明したのです。
たぶん、気学の知識がなければ、意味不明のことだろう。が、気学的には、トップの祐気や尅気は、社員にも作用する。一家の主の祐気や尅気は、家族に影響を及ぼす。

知らなければ、この人生は、全てが、偶然で片付けられておしまいである。

もうひとつ、40代の代表取締役の男は、出版界のベテランをスカウトしてきて、彼を、編集の総責任者にして優遇、業績向上に努めた。横浜市に住む彼のために、気学的に計算し、祐気になるように、彼のために、都内の会社の近くに、マンションを借りてもあげた。ことあるごとに、40代の代表取締役は、気学的方法をとりいれながら、出版活動をつづける。ぐんぐん業績はあがった。

そんな矢先、スカウトしてきた編集長は、勝手に、べつのマンションに移転したのだ。愛人らしいひとと一緒にだった。

40代の代表取締役と口論になると、編集長は、【おれが、家賃は払うんだ、プライバシーに口出しするな】と突っぱねた。編集長より10歳若い取締役は、【Nさん、言いたいのは、気学的なことなんだ。Nさんにとって移転した所は、暗険殺の最悪の場所なんですよ。会社のことより、自分の運命にかかわることなんだよ。】
【おれ、そんなこと、信じてねぇんだよ、悪いけどよ】と取り合わなかったである。

それから、歳があけて、春先にたまたま、横浜に帰宅しているさなか、脳溢血で、その編集長は、帰らぬ人となった。

具体的な事例です。いろいろ、こうした事例は、あげることが、できます。科学で、分からぬ人生の諸相~ 生きてみりぁ、不条理そのもの。

40代の代表取締役の男は、いま、こうして、シドニーのヒルトンホテルのロビーで、目をショボつかせながら、これを書いている。

そう、もうすぐ、富士晴美さんと鳥井一彦さんが、姿を現わすはずである。

         二人を待つ   むらっち


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