カネボウの栄光と悲劇

カネボウの【美白化粧品のクリーム】による肌がまだらになる消費者からの幾つものクレームは、国の機関 消費者庁を動かして、マスコミで大きく取り上げられている。

明治の初めに創立された老舗の栄光のブランドのカネボウが、事実上の消滅は、たしか2006年ごろ。
カネボウの仕事をしたことのあるわたしは、倒産、消滅は、気学的には、時間の問題だと、思っていた。

詳しくは、月刊誌【星風アカデミー】誌8月号にゆずりたい。

カネボウの悲劇は、3つあると思う

飛ぶ鳥を落とす勢いで、多彩に、華麗に拡大、成長していくなかで、自然の法則をまったく無視したことが、根本的な悲劇の原因だと言うこと。

一つは、昭和50年代、カネボウは、欧州進出の第一歩を、イギリスの名門ハローズ百貨店に、販売店をだした。日本・東京からみて、ロンドンは西であり、この時、五黄殺がまわっていた
奇しくも、カネボウが、事実上、消滅したのは、21年後の2006年で、ロンドンに進出した年と、気学上同じ盤で、西に五黄殺が、まわっていた。

二つめは、東京湾のレインボーブリッジから見える、あの超モダンとも、超ユニークともいえる建物である。気学上、最悪だろうに。
【倒産は、時間の問題だ】と、不謹慎だけど、私はあの建物がたったとき、周りの人に語っていたものだ。

三つめは、気学と言う自然の法則についての知識を、経営陣が、もっていなかったことだろう。
    
アメリカの不動産王、トランプはビル建築に、地理風水気学のプロの知識を活用しているという。毎月、ニューヨークに通っていたころ、私はコロンプスサークルの近くのトランプ氏のビルを何回もみにいった。

その土地は、トランプ氏が、手にいれるまでは、誰がやっても、ビジネスで失敗すると言う、いわくつきの最悪の場所だった。しかし、風水気学にのっとってビルをたてたトランプは、ここでも、大成功をおさめたのだった。
正しく理解して、気学を活用すると人生に栄光をもたらす。同時に、意識の拡大にも繋がり、調和と共生と繁栄がもたらされるのだがー。

カネボウのファッションショウのディレクターを手掛けたことのある私としては、カネボウのブランドにキズがつくのが、残念なのだ。

 でも、いまのカネボウは、じつは、ブランドだけで、花王が、親会社である。もう、むかしのカネボウはない。
7月の九紫は、月の破れ、一白と重なって、悲運の月。 九紫は、化粧品をしめし、美白の白は一白の白。

   気学は、誤魔化せないなぁ むらっち


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