感動の余韻と那須の雪

ロスアンゼルスから戻り、大阪、京都のセミナーのあと、港区西麻布オフイスでのセミナー後、栃木県那須の御用邸近くの山荘に向かう。

鳥木美知夫青年が、妻の枝美佳と交互に、いつものように、ハンドルをにぎる。

夕暮れの那須に近づくにつれ、驚いてしまう。

日本は、記録的豪雪だったんだ。、と言うことを、知らなかったことを思い知らされた。
道路の左右にかきあげられた雪~先日の札幌ほどではないけれど、
【地球は、寒冷化に向かっている。温暖化は、一時的なプロセスにすぎない】
と、昔から、そう思い込んでいる。その学説を何故か、わたしはずっと支持してきている。

タイトなスケジュールで、国の内外での激しい移動ながら、天候で、日程が狂うことは、単独行動の場合、一度もない。有り難く思いつつ、【意識のあり方】をそのたびに痛感する。

それは、ソチのOlympicのシーンで幾度もみせつけられて、感動に、震えたことでも、証明できそうだ。

例えば、スキージャンパーのレジェンド葛西紀明選手(41)が、そうである。恥ずかしながら、スポーツおんちのわたしには、なぜ、レジェンドなのか解らず、周りの人に丁寧に教えてもらった。そして、葛西選手の【次のOlympicには、金メダルを目指す】と言う言葉に対するコメンテーターの方々のコメントに、びっくりした。

【年齢的に、獲れるはずのないものに挑戦する姿勢】を驚きをもって、そのチャレンジ精神に賛辞を贈っている。

だが、その賛辞のおくには、【そんな年齢で、無理】と言う意識があるからである。

わたしは、葛西選手の、【あと4年の間に、能力も技術も伸びるので、金メダルを獲ることもできるはずです】と言う彼の意識に、そうだそうだと、声援を贈りたいのだ。
恐らく、99バーセント以上の人々が持っている、年齢的に無理だ、と言う集合意識との闘いになるだろう。

せめて、彼の身近な仲間たちだけでも、年齢にこだわる意識を捨てて、
【意識によって寿命や年齢的能力は高まる】ことを理解して、20代の意識を維持したまま、活躍して欲しいと祈ります。
60兆の細胞群は、それに反応するのだからー。

人類の集合意識は、自然現象も、人間の営みも左右する、頑なに、そう信じている。ソチOlympicでは、ジュニオとモリソン選手や浅田真央さんのような感動のドラマが、あった。次の機会に、また、ふれたいと思います。

那須の雪深い、杜のなかに、車は入っていた。

    雪の妖精に会いたい  むらっち


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