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人生・不思議体験

「70万円の得で130万円の損な出会いとは」 ー一難去って、また一難ーその6

2017年5月30日
 【チャンスをつかむ,人生・不思議体験】

「70万円の得で130万円の損な出会いとは」
ー一難去って、また一難ーその6

元気よく電話に出た。若い女性の声はマリーと名乗ったが、真理かもしれない。
マリーさんですね。実は、お願いがあって。と、一気にまくし立てそうになるのを、深くひと呼吸して、これまでの事情を述べた。
受話器の向こうから、同情に溢れた声が返ってきた。
「わかりました。こちらで500ユーロ準備して欲しいということ、と警察へのガイドと、フィンランド語の通訳ですね。はい手配してみますね。
多分、明日の朝一番、8時半にそちらのロビーに、ヨシミさんを派遣する予定です。2時間前後、もう一度、ご連絡をします。
はい? 奥様へのメールを、ですか。はい、いいですよ。連絡が取れていないのですね。ええ、私の携帯で、やってみますね」

閉ざされていた厚い壁がなくなり、目の前が開けてくる気がした。わくわくして電話を切った。

手配は、すべて終えた。あとは待つのみ。フッーと、安堵の呼吸をして、メイキングされたベッドに、仰向けに倒れこむ。
助かったあー🎵 自然に小さく呟いていた。

しかし、それほど現実は、甘くないのを、やがて思い知らされるのだが、この時は、知るよしもない。

そうだ、マリーさんから電話があるまで、瞑想だ。ベッドの上に起き上がり、呼吸法をし、瞑想に入る。
だが、目を閉じるや否や、これまでのことが、フラッシュバックされてくる。

プレゼントされた、フィンランド航空機内の、ゆったり寛いだ至福の時と空間。
「蜜蜂と遠雷」の作品世界と重なる甘美な惜春への涙。
空港に着くと、懐かしい石畳の街をタクシーは走っていた。

その天国からあっという間に、地獄への逆転。散歩の途中で、立ち寄った一流ホテルのロビーで、文字どうり、無一文になった。パスポートも財布も手帳も何もかも盗られた。読み差しの「蜂蜜と遠雷」の本1冊を残してー。

とても瞑想どころではない。
さまざまな妄想が浮かび、波打つ感情が押し寄せては、消える。そうした雑念を、静かにトレースして、静かに眺める。それが、コツなのを、長年の体験で知っている。やがて落ち着いてくる。
落ち着いたところで、あらためて呼吸法をして、ゆったりと瞑想に入った。

~静けさが、次第に拡がっていく。マントラに乗って、意識の深い海とも言うべき世界へ、入って行く。暗黒のはずなのに、無限の広がりは、どこまでも明るく、時間が止まっている。いつしかマントラは消えていた。
もう、何もない。世界の果てまで、透明に広がっている。空(くう)の世界ながら、多幸感と平安の満ちる静止している宇宙だ。

~やがて、広がる静寂のなかから、そっと立ち上がってくる微かな想念がある。そのまま受けとめる。
その想念が、そっと話しかけてくる。言葉にならないことばでー。
ああ、わがパスポートだ。さらに、使いなれた財布。バッグも。手帳までも。どこか、懐かしく、愛(いと)おしい。それぞれの身の回りのグッズたちが、いま、寂しがっている。僕を呼んでいる。
まるで、我が分身のようだ。出かけるぼくに、愛しているペットが、早く帰って来て、と見上げる目つきだ。

お前たちは、新しい主(あるじ)と一緒になるんだよ。大事にしてもらいなさい。ぼくからも、新しい主に頼んであげるからね。

どんな方か知らないが、どうか、彼らを、可愛がってあげて欲しい。けして乱暴にしないで。粗末にしないで。彼らになんの罪はないのだから。お金は、どうか、いい形で役立ててくれると有り難い。できれば、一言でいいから、彼らお金に、有り難う、と言ってくれると、嬉しい。有り難い。
それにしても、パスポートよ、ごめんな、更新したばかりなのに、早くも離れ離れになるなんて、僕の不注意から、苦労かけるね。許してほしい。ホントにごめんね。
持って行った人よ、パスポートを、どうか、乱暴にしないで欲しい、変な所に捨てないで欲しい。できれば、心優しいかたに、拾われて欲しい。

~そうした想念の波は、私をくるみ、しばらくすると、静かに立ち去っていた。
盗まれた品々も、それを盗って行った人も、なぜか、全てが愛おしい存在に思えくる。

瞑想を、終えて、しばらく、ベッドに横たわっていた。
一切の不安も焦りも、まして、怒りや悔しさも、消え去っていた。
なぜか、目尻から流れていた一筋の涙を、拳で拭いて、ベッドに起き上がった。
そのとき、電話が鳴ったー。

元気よく電話に出た。マリーだった。
「手配は、つきました。」さっきと違い、なぜか口調が硬い。不吉な予感がする。
残念ですが会社として、お金のお立て替えは、出来ません。それに、2時間なら80ユーロ、3時間で130ユーロを、その場で現金払いとなっています。お支払出来なければ、手配は致しかねます。電話口から冷たい声が聞こえた。ショック!
交通費も、ご自身のご負担です。大丈夫ですか?
(大丈夫なものか。100ユーロ借りて、タクシー代とチップで20ユーロ。残り80ユーロ。電車代を入れると、ガイドへの支払いが足りないじゃないか) しかし、ここで、電話をきられては、万事休す。また振り出しに戻る。微かな帰国の糸が、切れてしまう。
「はい。大使館で借りたお金がありますので、ご心配いりません」
仕方がない。嘘も方便だ。
すると、マリーは、ほっとした声で、それでは、明日の朝、一番にヨシミさんが行きますので、宜しくお願いします。そのあと、少しくだけた口調になり、日本の奥様に、私の携帯から今回の事情のメールを送信しておきましたよ。問題ないと思うわ。と言って電話が切れた。
嬉しかった。多分、枝美佳への連絡は間違いないだろう。

もう、明日の朝まで、やることはなかった。夕陽は、とっくに沈み、窓ガラスに外のビルのネオンが、反射している。

今日こそ、読みきろう、ページを開く。「蜂蜜と遠雷」の最終章にちかい。ーー遠くまで来てしまった。青春の一時期、誰もが夢見る自分の天才とコンプレックス、自負と引けめと、純粋性と傲慢さ、その制御のきかない生命力の発露は、とうに消え失せたのだろうか。ーー引き返すことの出来ない道、残照が照らす晩秋の人生の細い道。

読むほどに、ページから立ち上がってくるメロディーとともに、激しい青春の命の容赦しない炎のぶっつかり合いの火花が、遠雷のような埋もれかけた追憶を、あぶり出し引き出してくる。生き生きと飛び跳ねる登場人物らに重なり、それと対称的なセピア色の我が青い命ーー哀惜と追憶ーー引き返すことのない道への限り無い悔恨ーー読み進むページに、不覚にも涙が溢れ落ちる。しばし、ページを閉じて、子供のように、声を出して泣いてみる。やがてその泣きじゃくる声を消すかのように、本の紙の奥から、轟くようなオーケストラの圧倒する音が、押し寄せてくる。

何をしているのだ、俺は!
その時、電話が鳴った。枝美佳であった。悪いことを見つけられた子供のように、慌てて、しゃんとして、平気を装って諸々の事情を話した。

こちらが頼む前に、枝美佳は、てきぱきと、すでに必要なことを手配していた。送金方法だけは、マイナンバーがいることなど、大使館員に聞いた通りを伝えた。マイナンバーなんか、どうなっているか全く知らないからだ。こんな時に必要とは、国の作戦のような気が、しないでもない。

∮ 翻弄されるだけのムラッチ∮




〈彼らが、ぼくを呼んでいる……!〉

「70万円の得で、130万円の損の出会いとは?」 ~お情けのパンと一杯のコーヒー ~その5

2017年5月24日
 【人生・不思議体験,チャンスをつかむ】

  

この部屋が、唯一の安住の地か!?・・・。



ようやく、手に入った100ドルから、タクシー代+チップで残り80ユーロがわが味方!?




「70万円の得で、130万円の損の出会いとは?」
~お情けのパンと一杯のコーヒー ~その5

細身の、背の高い親切な大使館員は、終始穏やかで、わたしを次の部屋に案内した。
そこは、図書館のように広く、テーブルと椅子が幾つもあり、資料の棚がずらりと並び、部屋の三分の一を占めている。

窓側の壁のコンセントに携帯を繋ぎ、彼は、言った。
「日本のご自宅に繋ぎますから、電話番号をー」と聞く。さっとメモして渡す。
しばらく、携帯に耳を傾けていたが、
「うーん、お出になりませんね。続けて、コールしてくれますか。わたし、書類を持ってきますから」
と、携帯を私に渡す。
受話器に耳をおし当てる。
(はやく、出てくれ。緊急なんだよ❗)

だが、コールベルは空しくなっているだけである。

およそ、緊急なことなんて起きるはずがない、妻の枝美桂は、そう思っているタイプである。
まして、年に何回も海外に出て、しかも国内に居ても一ヵ所に一週間もいることなく、浮遊しているような私に、注意なんか払っている訳がない。
そんなことをしていると、身が持たないだろう。

もうひとつは、どんな災害の時にも、うちの宿六は、無意識のうちに、必ずすり抜けてきたと言う、過去の実績を、彼女は、確信して疑わない。なんと言う絶大なる信頼か⁉️
自分の亭主に限って、「人生にまさか!」はないと安心しきっている。ああ、そうした過信が、今は裏目に出ている。

今回は違うぞ❗
正真正銘のピンチ。この広い地球で無一文・1円もないんだよ。
たのむ、電話に出てくれ❗

しかし、電話のコールベルは、空しくなりつづける。
そこへ、大使館員が、書類を持って現れた。
「奥さん、まだ、出ないんですか?
うーん、時間がありませんよ。まず警察への盗難届を警察に行って取ってきてください。
ここ大使館は、午後5時になると閉じられます。あと二時間でクローズされます。

村田さんが取ってきた警察の正規の盗難届をもとに、渡航許可の必要書類は、つくられるのです。

早くパスポートの盗難届を警察でもらって、再度、大使館に来て手続きをしてください。残念ですが、もう今日中はむりですよ。
大使館は、明日と明後日お休みで、月曜日に来て下さいますか?

えっ! 月曜日にご帰国ですか。夕方の便?
さあ、それでは、時間の勝負になってきますね。

月曜、とにかく、あさ一番に来て、写真、盗難届を出して頂き、渡航手続きをここでしてください。
書類を完成させます。私の仕事ですから。
その間、日本からの送金をしてもらい、お金を準備する必要もありますね」
わかりましたと言い、焦りつつ、誰も出ない電話も切った。
腕時計を見る。ここのクローズまであと一時間半か。

大使館員が、略図を出して私に、警察のかなり遠い複雑な道順の場所を教え、電車での行き方を示す。
しかし、警察署は、郊外に近く、そこまでは複雑な経路である。一人じゃ、行けないなと、思いつつ聞く。
「警察では、フィンランド語ですか、英語ですか?」
「英語で、多分、通用するはずです。書類は、フィンランド語ですよ」
そのあと、日本からの送金方法を詳しく聞く。それには、役所に登録された「マイ・ナンバー」が必要らしい。枝美桂に連絡さえつけば、どうにかなりそうである。

しかし、警察へどうしていくか、うまくコミュニケーションがとれるか。時間に間に合うか、無一文であることなど。さまざまな不安がよぎる。

が、それを圧し殺して、明るく、元気にお願いした。
「助かりました。本当に、有り難うございます❗
日本からの送金もうまくいきます。すっかりメドがつきました。
それで、★★さん、100ユーロ、個人的にお貸しできますか。月曜には、送金されたなかから、すぐお支払い致します」
ゆっくりと笑顔で、ゆとりを持ってお願いした。
親切な彼は、ちょっと待っててください、と言い残して、事務所へ行き、もどるとコイン混じりで100ユーロを机に並べてくれた。

飛びあがるほど、嬉しかった。
こんなにお金が貴重なものとは❗
テーブルに並べられたユーロが、輝いていた。

100ユーロを手に、お礼をのべ、タクシーを呼んでもらった。
大使館員は、私をエスコートして階下に降り、ドライバーに行き先のホテル名を伝えてくれた。

タクシーの中で、100ユーロを握りしめながら、これからやるべきことの手順を頭の中で整理した。
①水道水をペットボトルに入れる。
②至急、フィンランド市内の日本人ガイドを探して貰うこと。。
③妻の枝美桂宛てに依頼したファックスの回収。
④ファックス以外に日本の連絡方法を見つけて連絡をする。

クルマが、ホテルに着く。
車のメーターは19ユーロと10セントだ。
20ユーロを渡して「お釣りはいらない」と言うと、ドライバーはニッコリした。

レセプションに行き、「大使館に行く前に頼んだ日本へのファックスを、返してください」
大柄のいつもの女性スタッフが「どうぞ、でも、日本に届いたかどうかは、不明です」と、唯一の私の名刺をホッチギスで止めたファックスを戻してくれた。
次に「大至急、市内の
個人でも、法人でもいいから、ガイドを探してくれますか?」
すると、そばにいた太った60代の男性が、わかった、自分が探してやるよ、とコンピューターの画面に向かった。

すると、先ほどの大柄の女性が、
「ミスター村田、お腹空いているでしょ。
ここへ来て、好きなサンドイッチとコーヒーを選びなさい。お金入りませんよ。それに、部屋でゆっくりして❗
彼が、日本人ガイドをみつけたら、お部屋に連絡をしますから、部屋で待っていてください」


急に親切になったのは、なぜだろうか。急に、空腹に気づく。
好意に甘えることにした。
両手でもつほどの、ぶ厚さのサンドイッチと、熱々のコーヒーを持って、部屋に入った。

水道水を湯沸かしに、たっぷり入れる。フィンランドの水は、水道水でも飲料にできて、美味しいのだ。気がつくと空腹だった。

湯沸し器が、軽く音をたてて、湯気をだす。

サンドイッチと一杯のコーヒー。湯気を立てているポット~人々の温かさが、じわっーと押し寄せてきた。

空腹のお腹に、コーヒーが染みる。朝から、走り回っていた気がする。やるべきことがたくさんあるのに、ふっと、安らぎが一瞬襲ってくる。全てが、ありがたい❗

電話が鳴った。
ハッとして、一回、二回とコールベルを数えながら、そっと受話器をあげた。
聞きなれぬ女性の声ー

「もしもし、私は、フィンランドにおけるツアーのマリです。ホテルのレセプションを通じて、ご連絡があり、お電話しました」

     ♪一瞬の安らぎの
           ムラッチ♪









「70万円の得で、130万円の損の出会いとは?」-緊迫する国際情勢とノー天気なボケむらっちーその4

2017年4月29日
 【意図的シンクロニシティ,金財運,人生・不思議体験】

イケメン、ユーシの運転するクルマは、ヘルシンキの港・有名な星型のスオメンリンナ要塞へのフェリー乗場につながる石畳みの、大好きな公園通りを走る。

左手に、よく行く洒落たガラス張りのユニークな建築の、キャフェ・レストランを見ながら通過したかと思うと、すぐに左折した。


この辺りは初めてだなあ、と思う間もなく、クルマは何の変哲もない大きなビルの前に、スーッと停車した。


思わずキョロキョロする。ん? 大使館は? 東京・麻布では、散歩コースに、華麗で豪壮な門構えの威圧するような建物があり、時にポリスの姿も見られた。


ユーシの後のついていくと、ビルの柱に小さなプレートがあった。「在フィンランド 日本大使館」小さい看板だけれど、頼もしく光って見える。もし一人で来たら、探すのに時間がかかっただろう。彼は、ためらうことなく、幾つもの企業が入っているそのビルの重いドアを押して、一緒に入った。

金髪の美しい受付嬢に会釈した彼は、さっさと私を促してエレベーターに乗り5Fのボタンを押す。

彼は、何回も来ているのだな。


エレベーターを降りて、えっ? 1・5メーター先の目の前に壁? 左右は3メーターぐらい先に壁じゃないか。するとユーシは、たじろぐ私にお構いなしに、左側の壁に手をのばした。インターホーンだ。

早口で、何か言うと、正面の壁を手で押した。壁ではなくドアーだった。入った。また、エッ?となった。またまた、関所だ。

なんと、空港のX線検査ゲートとおなじものがある。その向こうに、制服こそ着ていないが、いかめしい大男が、ニコリともせず、真っ正面にたっている。


ユーシに促されるまま、一人ゲートをくぐり抜けて、彼を振り返った。ゲートの向こうから彼が、早口の英語で言った。

「わたし、ホテルに、もどります。ミスタームラタは、そこで教えてもらって、ホテルに、帰って来てください」

「オーケー、問題ないです。有難うございます」


テーブルと椅子が20脚以上もありそうな広い待合室。静かだ。訪問者は自分一人だけか。いすにかけて、大使館員を待った。

それにしても、一体、いつから、こんなにも厳重になったのだろう。


随分まえのこと、ニュージーランドのオークランドに、3か月滞在した折、借りたマンションの斜め前の「領事館」に領事を訪ねたが、受付も待合も領事の部屋も、広々として、何よりも明るく解放的であった。

また、大坂の「ロシヤ領事館」には、藤波孝生衆議院議員に頼み、ロシヤの少数民族のナナイ族訪問のことで協力を要請に訪れた。むろん、そこは、華麗な雰囲気で文化的ではあっても、大使館内でX線ゲートをくぐるなんて、想像も出来ないことであった。


いま、国際情勢の悪化は、至るところに現れている。


国際情勢の緊迫感は、個人を直撃する。


日本人ジャーナリストが、テロ集団・イスラム国の兵士に殺害されたその時、イスタンブールの空港にいた。ちょうど、帰国の飛行機に搭乗しようとしたとき、ストップが掛かり、何時間も待たされる羽目となり、説明があったのは、ずーとあとのことだった。ロシヤの空港では、説明のないまま、何時間も個室にまたされる。拘束しようとすれば、どうにでもなるのだ。いずれも、一人旅である。


拡散するテロリズムと、おそらく人類史上二番目となる民族大移動の難民。各地の紛争といった渦の中で、吹けば飛ぶような「個」のもろさと「国家権力」の強大さとを感じる時、無力感にさいなまされる。


たった一冊のパスポートと言う小さな手帳が、自分の生命と財産とを守る証とは…!


ふっと、気がつくと、背の高い30代に見える大使館j員が、現れた。電話に出た方のようだ。

「お待たせしました。村田さんですね」

ハイ、村田です。お電話では、ありがとうございました。よろしくお願いします。と言いつつ、内心ではお金を借りることで、いっぱいだった。

(50ユーロは、個人的に写真用に貸してくれると電話で言ってくれた親切な方だ。けれども、100ユーロを借りたい。いろいろ、電話もしたいし。でないと、身動きとれないから。どのタイミングで切り出したらいいのか)




Finnair(フィンランド航空)のこの時期、70万円もする席をプレゼントされたのはいいけれど〰️
「行きはよいよい、帰りは怖い」➰その名残りが、このさみしいグッズだけ⁉️


 §ノーテンキでも100ユーロが欲しいムラッチ§





「70万円の得で、130万円の損の出会いとは?」一それは引き寄せの法則か偶然か一 その3

2017年4月20日
 【人生・不思議体験,セミナースケジュール,願望成就】



     「これがフィンランドで持っている全財産。個人的に貸して下さった虎の子100ユーロ」



「70万円の得で、130万円の損の出会いとは?」その3
ーそれは引き寄せの法則か偶然かー

現金もカードも携帯も、一切をなくし、凍える石畳を踏む足先から、冷たさが、体の芯に伝わってくる。
自分のホテルの玄関のドアを開けると、いきなり、熱気のような温かさが、顔面をとらえる。
どこか、わずかにほっとしながら、まっすぐレセプションに向かう。
人柄の良さそうな温和に見える50代後半の大柄の男に言った。
「あなたが、マネージャーですか?」
怪訝な顔で「いいえ、違います」
「マネージャーにお会いしたいのですが」
「どんなご用件ですか?」
「604号室の村田ですが、じつは、現金やパスポートから携帯電話まで、一切を盗まれて、一文無しなんです。それで、連絡費用が必要で、100EUROでも、お借りしたいと思いまして」
と語りながら、あけすけにしゃべったのは、不味かったかな。チラリと頭の片隅で思う。
ビックリした彼は「ほんとですか?うちのホテルでですか?」彼はマネージャーのことには、ふれず、質問してくる。
「違います。Sと言うホテルのロビーで、です」
彼は、どこか、ホッとした表情で「ちょっと待って」と、あたふたと、オフイスヘ姿を消した。

戻ってきた彼は、両手を広げ肩をすくめて、しかし、きっぱりと言った。
「お気の毒ですが、うちには、お金を用立てると言ったシステムありません。マネージャーは、そう言っています」
たぶん、この様子なら、粘っても無理だろうなと諦めた。仕方なく「キートス」と言って、レセプションの反対側の棟の自分の部屋に急いだ。

部屋にはいる。
早く、日本の家人に連絡しなくちゃ。住所や電話番号を書いた手帳も一緒に盗まれている、枝美桂の携帯電話も覚えていない❗どうする?
何かヒントはないか、持ってきた仕事の資料や原稿用紙をひっくり返す。あるはずがないよ。ひとりで呟きながら、もう一度、スーツケースと、7、8人から頼まれた代理で行う風水気学の木気法や固定符の包みを解く。となかから、一枚の自分の名刺が、ハラリと出て来た。

助かった❗
部屋の受話器をあげる。枝美桂のいる桂坂の家に電話だー!
しかし、受話器の向こうからは、一切の反応がない。外線に繋がってないのだ。何回やっても同じだ。交換手に電話をする。冷たく、なにも言わずに切られる。数回試すが、同じだ。

しまった❗やはり、先にレセブションに行ったのが、まずかったんだ。
一文無し、と言ったのが、いけなかったんだ。ホテル側からしたら、当然の処置であろう。
そうわかると、呆然として受話器を置いた。
20代のころ、マカオに行ったとき。カジノで、持ち金全財産を負けて、電話代もなく、ホテルで立ち往生したことが、頭に点滅する。

小肥りの小柄な日本の観光客らしい中年の男性に、声をかけ、羽田空港で返済する約束で、一時お金を用立てて、もらったことが思い出される。
たまたま、声をかけたその行きづりの中年男性と、帰りの飛行機が同じ、と言う「偶然」が幸いしたのだ。

あのときは、借りた金で、東京に、電話をいれて、妻にお金を羽田空港に持ってこさせて、ことなきを得たのだがー。
が、今回はちがう。

残念だが、このホテルに日本人はいない。どうする?
そうだ、大使館か、領事館だ。ヘルシンキは、どっちだ。どっちでもいいじゃないか。部屋の電話がダメなら、レセプションで借りよう。
待て待て、日本の家にファックスを書いて、送ろう。これも、そこで頼み込むのだ。

手短に、内容を書く。のんびりした枝美桂が、ファックスを見てくれるかどうかだが。2、3日見ないこともある。それでもいいじゃないか。

ファックスの表に大きく赤色で「Emergency!」と書いた。

レセプションに行く。
先程の男がいる。日本大使館を調べてくれますか?
と言うと、にっこりしてうなづき、パソコンに向かった。
その彼に、場所と電話番号とをお願い!と畳み掛けると、再び、うなづく。
彼がPCで探している間、少し離れたブースの女性に、これを日本にファックスしてくれますか? と頼むと足早に、事務所に行くが、すぐ戻ってきて、気の毒そうな顔をして、首をふる。
忙しくて、色々つまっていて出来ません、と言う。

せっかく書いたファックス用紙が戻された。呆然とする。
と、さっきの男が、呼んでいる。そこへ行くと、日本大使館の場所と電話番号とを言う。
「有り難う🎵言葉が不自由だから、あなたが、大使館に電話をしてくれますか?そしたら、私が出ます」
わかったと、彼は電話をした。相手にフィンランド語で早口に語って、受話器を私に渡してくれた。

しばらく、すると、大使館員がでた。咳き込むように彼に事情を、一気に語る。

若い声で、落ち着いた口調が受話器から聞こえた。
「渡航証明書を作る必要があり、それには、規定の写真二枚を持ってきてください。ここの場所は、ホテルの人に聞いてくれますか。一時半までお昼休み。午後5時までの業務ですからね。
えっ、写真代金もないのですか?
はあ、一文無しですか。ウーン❗、困りましたね。仕方がありません。手続きの為、ここへ来ていただきますが、わたし個人的に50ユーロ位ならお貸しします。それで、写真はとれます。
明日から、2日間は、大使館は休みですよ。
盗難届け出を警察に出し、その証明書と写真二枚を持ってきて、初めて、渡航証明が作成されます。
はい? 明日の土曜日、明後日の日曜日は、、大使館はおやすみです。
ご帰国が、月曜日ですか。何時にご帰国?
えっ! その日の五時ですって、綱渡りですね。とにかく、今日、来られないとご帰国が、どうなりますか。
申請書を渡す。あなたは、写真をとる。警察に行き盗難届け出をだし、その書類を、こちらに持ってくる。
それから渡航書類作成の作業をするのです。すべて月曜日の作業ですね。

時間がつまってますよ。
はい?
2時頃こられますか?、わかりました。お待ちしています❗」

とにかく、行かないと、始まらない。
警察、写真ーは大使館のあとだ。
時間的にさし迫っている。

受話器をおき、彼にキートスと言って、そこをはなれた。
戻されたファックス用紙を手に、別棟の入り口のオフィス風のコーナーに向かった。そこは、バンケットや何かの会議などを仕切るコーナーではないのか。

かすかな望みをつないで、ファックスを差し出しながら、ここで、これを日本にファックスしてくれませんか、とズバリ言った。
20代後半に見える背丈の低い、が人形のように整った顔立ちの女の子が、てきぱきした動きで「オーケー」と元気に用紙をひきとり、
上司か先輩らしいイケメンの青年に早口で何か、言った。二、三受け答えしたと思ったら、「あそこのレセブションで送ってもらってください」と、先ほどのレセプションを指差す。

「じつは、あそこで、頼んだのですが、出来ないそうです。忙しいのか、理由はわかりません」
すると、若い勝ち気そうな美女が、イケメンと二人で改めて、ファックスの表に見いっていた。
「Emergency」を指差して
どうしたんですか、と聞いてきた。洗いざらい説明して、これを日本にファックスし、同時に、日本大使館にも行かなくてはならないのです。と言うと、二人の態度が変わった。

二人のその反応は、素早かった。
青年が、レセプションに行き、そこのスタッフに何かを言い、改めて、日本大使館の住所をPCで確認。
背の高いイケメンは、私を見下ろすようにして、言った。
「2時頃の約束ですね。大使館にタクシーで行きたくても、お金がないわけですよね。
わかりました。私が、車であなたを連れていきます」
聞いていた小柄な美女が、テキパキと、私の手から、ファックスをとると、

「オーケー、このファックスは、私が、あそこの事務所から、送ってあげる。
これ、ジャパンの電話番号のネームカード?
オーケー。彼と大使館に行っている間に、ファックスをする。ノープロプレム」
頼もしい言葉に、目の前がパッと明るくなった気がした。

彼女に、「そのネームカードは一枚しかない。それが唯一の連絡先です。ですから、必ず、私に戻してくれますか」
彼女は、人差し指を立ててウインクをしながら、分かってるわよ、と言った。

イケメンが、言葉すくなについてこい、と、ゼスチャーで示す。
あとに従うと、ホテルのビルの地下に降りた。彼の車に黙って乗り込む。

言葉が出ない。沈黙。急に泣けてきそうになる。

イケメンは、ハンドルを握って何も言わない。
勤務中なのに、いいのだろうか。無言。
小柄な白髪の老いたる東洋人のために、連携して動く若い女性と青年の姿ーー面倒なことに関わりたくないハプニングに、積極的に介入する二人ーー
我々現代人が忘れかけている何かを思い出させてくれるような二人の姿。

街のなかを、巧みに走る。

「お名前、聞いていいですか。私は村田で、日本から来ましたが」
微かに笑みを浮かべ、短く「ユッシー」とポツンと言った。「ユーシー」とも聞こえたが、聞き返さなかった。
今年中に、もう一度、ここへ来ようか。そして
同じホテルに泊まろうか、そんなことを考え、今度来たら、彼を食事にでも
誘おうかーそれとも、手紙を書こうか。

見慣れた街並みもある。
マリメッコの店も通りすぎる。ヘルシンキにきたら、必ず、立ち寄りキャフェレストランで、好きな本を読む贅沢ーー今回は見送りかなあ、と思っているうちに、あるビルの前で静かに止まった。

小さなplateに「在フィンランド日本大使館」とある。

後で知ったことだが、やはり、彼につれてきて貰って良かったと、中に入るとき思った。

世界は、リスクに満ちている。日本は、平和過ぎる。
いいことですがー!

★ 平和ボケのムラッチ★







【70万円の得で、130万円の損の出会いとは?】 その1 

2017年4月1日
 【人生・不思議体験,セミナースケジュール,願望成就】


無一文になり、電話も切られ、この国から、どう脱出するか
?

ホテルから見るヘルシンキの街。



これは、3月末のフインランドでのこと。賭け事でも株の事でもありません。とんまなムラッチの旅先でのハプニング。幸運と不運の出来事との出会いによる顛末のレポートです。


3月23日、関空から、ヘルシンキへ。ごった返すヘルシンキ行き。

「往復とも満席状態ですよ。帰りは、特に日本への直行便のフィンランド航空便は取れません。韓国止まり。いったん韓国へ入国し、そこから改めて、出国手続きしてアジアエアーラインで、日本へ帰国となります」と言う、ツアー会社の内山さんの言葉を、この時、いとも軽く聞き流していた。


出国前の混雑、どしてこんなにも込むんだ、と思いながら、カウンターに行くと、日本の桜は有名で、特にフィンランド航空では、相当前からそのキャンペーンで、航空券が売切れ状態です、とのチェックインカウンターのグランド嬢の説明。また、フィギュアスケートの世界大会で、羽生結弦選手など世界から、ヘルシンキに集うのも、混雑の原因らしい。重なったか。


村田様、いつも、ご搭乗有難うございます。今回、ビジネスクラスをご準備致しました。えっと、驚きながら、ファーストクラスは、空いていないの?(エコノミーのチケットなのに、グローバルとスパーフライヤーズのメンバーではあるが)

と、図々しく感謝の前に聞く。あいにく、この機種に御座いませんが、同じクオリティーですよ。と言う、担当者に、初めて、ありがとうと言う。


後で知るが、この時期のビジネスクラスは、70万円する。

機内のシートは、思いっ切り贅沢な作り。一人掛けとカップルのための二人掛けのゆったりしたシートが、キャビンに交互に並ぶ。

窓際と通路にまたがり、水平にも寝れる広い一人掛けに、ゆったりして、身を沈める。


ああ、何という幸運! ラッキー! 

関空へ送ってくれた妻の枝美佳に、その喜びのラインをおくる。


ビジネスのキャビンは、6割程度のお客。静かなムード。

頼んだ赤ワインを口にしながら、「蜜蜂と遠雷」恩田陸の直木賞作品508ページの大作。読みだすと、やめられない、とまらない。溢れる涙を、どうしよう!


ワイングラスを傾けながら、この幸せ感と、作品を触媒とする若き日々への惜春とメランコリーとがないまぜにになる。哀愁のどこかに匂いたつ多幸感。その天国のような情感に酔いしれていたかもしれぬ。

そのあと、顔面蒼白となる、地獄が待っているともしらずにー!





空港//フィンランド航空のラウンジ




フィンランド航空のラウンジ。ワイングラス越しと肉眼のレンズの情景。対象は、ひとつ。善も悪も一つの根 か  !?




ビジネスキャビン


天国の美酒に酔うムラッチ♬



「桃の花のなかで、逝った渡瀬恒彦さん」

2017年3月23日
 【人生・不思議体験】



  

「桃の花のなかで、逝った渡瀬恒彦さん」

 

寂しくなったなぁ、村田はん、と言ったのは、83歳になる義父である。

 

フィンランドへ発つ前夜、どうにか、時間をつくって夕食に実家を訪れたときの挨拶がわりの、義父の言葉だった。

 

俳優の渡瀬恒彦さんが、ガンで亡くなったことを、言っているのだ。

私は、渡瀬さんとは面識がないが、弟のテレビドラマの監督である忍は、渡瀬さんに気に入られていて、良く飲みに行っていっていたから、私に、そう言ったのだろう。渡瀬さんを主役にしたドラマで、弟の忍監督は、何かの賞も受賞していただけに、人に言えぬ深い何かを感じているだろう。

 

生前、渋谷の行きつけの店などで、何回かお目にかかった石原裕次郎さんが、亡くなったときは、深い喪失感にさいなまされた。

芸能界の陰のドンといわれた関さんが、裕次郎さんと兄弟のように親しく(と私には見えた)、その関さんに私は、可愛がられてもいただけに、悲しみは深かった。

 

「人には、死に頃がありますなあ」と、ポツリとつぶやいた元官房長官の藤波孝夫さんの言葉が、ずっと焼き付いている。

「死に頃があれば、生き頃もありますか?」と、すかさず言った自分が、今となれば、恥ずかしい。

 

 

     ★桃の花に酔うムラッチ      

「うねる大地でー❗ 3.11ー予知夢とシンクロニシティ」

2017年3月13日
 【人生・不思議体験,意図的シンクロニシティ】


       

「6年前の東日本大震災とは違う満月前夜だっがー」



「まさか、6年前の同じ日の同じ夜のように、高速道路がストップするとは🎵




「東日本大震災のあの時間に、大地が揺れて、この影の先の桜の木にすがっていた私」



 


「植えたこの沙羅双樹の木は、大震災を知ってか知らずか、やがて芽吹くはず」




「うねる大地でー❗
3.11ー予知夢とシンクロニシティ」

6年前-
2011年3月11日午後2時46分。福島原発から直線距離96キロ地点の那須の山荘にいた。

大きな揺れに、妻の枝美桂は、イーちゃんとマナロアを抱え、電話をしていた私は電話を切って、慌てて庭に飛び出した。
歩けない。
大地がうねっている❗

辛うじて、庭の桜の幹にすがった。10メーター先においてある白いステーションワゴンが、海に浮かぶ小舟のように、揺れている。

大地が波打つのを、生まれてはじめて実感した。

昨夜の夢と同じだ。
枝美桂の夢はリアルであったが、私の夢は象徴的である。夢日記を3年間つけて自分の夢の特徴を知っていたので、その日のあさ、のんびりと、二人で、語り合って、近々、なにかあるかもね、とお茶をしていたものだ。

そして、一昨日の3月11日の午後2時46分。枝美桂と、6年前のあのときの同じ現場にいた。

桜の幹に手をかけて
被災者への黙祷を捧げる。

写真を撮る。庭は、何事もなかったかのように、静けさをたたえている。

私が植えた沙羅双樹も、やがて芽吹くだろう、とほっとして、東京にもどるために車に乗った。

高速の東北道。夕暮れの空に満月まえの月。快適なドライブ。

6年前の惨事を回想する。
あのときー。
余震が続くなか、夢に見たとうりに、混乱の起きる前に、急ぎガソリンを満タンにし、コンビニで水と食料品とを仕入れて、東京に向かった。
停電のため、信号は消え、高速道路は閉鎖。一般道を走るが、やがて渋滞で夜。1時間半か2時間で着く東京に、11時間かかり、次の日の明け方に着いた。

そんな思い出を語り、平穏無事な幸せを噛み締めているとき。
「大変、高速道路で火災だって! 通行止めよ」
「そんな、バカな!」
と、あわてて、疾走する車内から、標識をみる。
本当だった。

急ぎ、高速道路を降りる。長蛇の車列が、ずっと続いてうる。ワアーオ あのときと、同じじゃないか❗

那須山荘に、通いだしてから、10年がたち、6年前のあの大地震の時の様相に似た状態に、ゾッとする。
3.11の同じ日、同じ時刻、同じ道路で、東京に向かう。10年のうちのたった二回目の体験。
まさに負のシンクロニシティである。

京都で体験した1月17日早朝の淡路・阪神大震災と東日本大震災の共に近辺のこれも二度目の体験。

セレンディピティとシンクロニシティの意味を追及する者として、また、量子気学の体験を科学したい者の一人として、決して、見過ごすことの出来ない出来事である。

ハンドルを握る枝美桂に聞こえぬように、呟いた。
「二度有ることは、三度あるー。
忘れた頃にやって来ると言う災害を、事前に知る手だてはー?」

車は、深夜、ようやく首都高に入っていた。

いつもの東京タワーが、何事もなく、夜空に輝いて見えた。
予知夢は、紛れもないシンクロニシティの一つであるがー。


★つかの間、ほっとする、気休めのむらっち



 

 

 

「幸運も不運も、人生 出会いだぁ🎵」完結篇

2017年3月11日
 【意識の啓発,人材,願望成就,人生・不思議体験】


    

「世界で騒がれるなど、ぜんぜん何も考えなかったなのにー!」


「昔、ビーチにばらまいた4個のパールを、探せますか?」(NZのコロマンデル半島の砂浜)



「あなたの選択は、幸せを呼ぶ出会いですか?」(オークランドのシティタワー)






「どこでも、いつでも、出会いはある?」(オークランド。シティタワーの下のテラス)





「幸運も不運も、人生 出会いだぁ🎵」完結篇

ー天才少女ギタリストの出会いとはー

 

12歳の天才少女ギタリストがアルバム「セレンディピティ」を出したのは、折しも国際女性ディーの2月8日。(と、新聞記事)

 

ポニーテールの似合う少女は、公立小学校に通っているが「ギターに出会った」のは、父親のお古。真似をしてギターを弾いているうちに面白くなっと言う。

国際的著名なギタリストのポール・ギルパートに認められ(ると言う出会い)「超絶技巧」と評され「ヘビメタの未来を担う天才少女」の一人に選ばれた。

 

セレンディピティとは、予想もしなかったことを、偶然に見つけるの意味。「偶然に出会った」と、言い換えてもいい。

 

IPS細胞でノーベル賞の山中京都大学教授の場合はー。

何万個と言う無数の遺伝子の中から、IPS細胞に繋がる必要なたった4個の遺伝子を見つけ出す、と言う気の遠くなる試行錯誤があったろう。

 

それは、「たった4個の遺伝子との出会いであった」のである。

いわば、どこかのビーチで何年か前に落とした、4個の小さな真珠の玉を、探し出すようなものだ。

 

さて、もう一例。今をときめくトランプ大統領ー。

70年代。トランプ氏は、赤字経営を乗り切ろうと必死であった。その時、誰も振り向かないNYの老朽化した「ホテルに出会った」

すかさず買収し、豪華なホテルを建設。それが、やがて莫大な金の卵を産む拠点となり、不動産王への一歩を踏み出したのである。

 

さて、お分かりのように、「出会い」とは、人だけではありません。

★人

★物

★状況

★環境

★事故/自然災害

などの一切を含みます。

例えば、結婚しているかたなら、ご自身の配偶者との出会い。それは、家庭や人生の幸せ・不幸せに無関係とは言えません。

 

環境は、いかが?

中東に生まれたか、北欧か南米か。北海道か、東北なのか、関西や九州か。

環境との出会い。

会社は?

友人は?

お仕事は?

キリがありませんね。

 

常に、選択し、決断してきた結果が、今だと言えましょう。

自分自身にとって、つねに満足出来る出会いを、選択されたなら、人生幸せこの上ないことです。

 

選び、決断し、実行するために、私達は幼い時から、実に膨大な学習をしてきました。

大人になっても、専門知識や健康や人間関係の学びや心理学や様々な幸福のためのノウハウと知識と、成功哲学、自己啓発の方法を身に付けてきました。

 

しかし、これらの知識やノウハウを支え、効果を高める法則があることには、大多数が気付きません。

 

たとえば、私の専門の心理学でいえば、理屈と方法がわかったとしても、心理学を超えた、いい出会いを創る法則にはきづきません。だから、心理学を学び、いい出会いを望んでも(理屈は理解しても)いい出会いがあるとは、限りません。

 

たとえば悪い相性を良い相性にする方法にも気がつかないのです(それでは占いのままの人生)

 

しかし、なんども繰り返すけれども「セレンディピティ」が、よくおき、さらには、それが発展した「シンクロニシティ」も起きてチクセントミハイの言う「フロー」の状態にまで高まる方法があるのです。

 

さらに言えば、星風アカデミーでは、それらを「意図的」に起こせる、としています。

 

9種類の意識層のうちの7種類の層だけを活用していると、セレンディピティもシンクロニシティも起きにくいわけです。

よい出会いには、無意識であれ、8種類以上の意識を活用するときにおきます。そこに近づく方法は、いくつかあるけれども、実践哲学・量子気学を活用した方が容易であることは、実践すればすぐ体験できことから、よく納得出来るはずです。

 

ただし、それらを起こす条件として「何のために生きるか」の目的や夢やゴールや目標やビジョンが明確であることが必要です。

もっとも、それらも、実践哲学・量子気学で、自然に身に付けられますがー。

 

                          ★新聞記事のセレンディピティに感謝して・むらっち

 

 

「幸運も不運も、人生出会いだ🎵」(その2)

2017年2月23日
 【人材,人生・不思議体験】

 

「道場でリンチ先生ご夫妻のお話を聞く」

「お二人のなれ初めは、ユーモアと順愛に満ちてました」


「車好きだから、取材はどこへでも、ぶっ飛ばす鵜川さん」





「幸運も不運も、人生出会いだ🎵(その2)

 

15年前、9月から12月の帰国まで、このオークランドに三か月、妻・枝美桂と滞在した。

 

教え子のタラが、オークランドにいて、トム・クルーズの「ザ・ラスト・サムライ」に出演した年である。

 

俳優志望の彼の「ザ・ラスト・サムライ」のオーディション用の写真は、私が腕に寄りを掛けて、撮ったものだ。

 

タラは、シドニーに居たとき、やはり、ある作品のオーディションを受けて、後にハリウッドスターになるあのラッセル・クローと張り合い、惜しくも、二位に甘んじた。

 

それから、数年後、古西社長・タラ・私夫婦4人が、ニューヨークで落ち合った。ヒルトンホテルの一室で会食しているとき、テレビで映画のアカデミー賞の発表があった。

タラが、突然、ポツリと言った。

「天国と地獄だなあ。一位と二位の差って、こんなにも違うんだ」

 

画面では、かつて競い合ったラッセル・クローが受賞している姿があった。

一位に出会うか、二位に出会うか。その後の人生はガラリと違うのは当然かも知れない。けれど、どちらが天国か地獄かは、本人次第だろう。

 

オークランドの長期滞在のおり、私は日本領事に会った。現地にすむユニークな人を紹介してくれとー。

 

ご紹介されたのが、コロマンデル半島に道場を建てつつあったリンチ夫妻であった。

建設に伴うスピリチャルなエピソードも興味深くご苦労の数々ー。

 

マオリの聖地の近くの原生林ーそれ以来、折に触れ完成したコルー道場に行き、

その発展を祈った。メンバーと共に訪れ、幾つものスピリチャルな体験をし、日本の潜在的なスピリチャルな場とも、密かにつないだりした。それが喝破されるまではずっと黙っていた。

 

が、ある時、元官房長官の藤波孝生先生に、「村田先生は、新しい神話の発掘と現代の神話づくりをしてるんですな」と、北欧の旅先で、見破られて以来、ごく親しい方には語ったりしたものである。藤波先生は、哲学のみならず神道や仏教にも詳しかった。

俳句は第25世の俳人でもある。

 

今回、オークランドでの仕事の合間に、コルー道場へ鵜川さんに連れていって貰った。

 

この日、改めて、リンチ先生ご夫妻の半生の一部をお聞きした。月刊誌「星風アカデミー」に掲載しょうと思います。

リンチ夫妻には、星風会のメンバーが、たっぷり何人もお世話になっています。

4年前から、正式に絵を描き初め、作品も数々ー。

絵画の仕事もしていたことが、頭をよぎる。

 

山川草木の一つ一つが、出会いの芸術 。

リンチ夫妻の存在そのものが、私をインスパイアしてくれます。

有り難う御座いました

 

    「ただインスパイアされるだけのムラッチ」    


「幸運も不運も、人生出会いだぁ🎵」(その1)

2017年2月23日
 【人材,チャンスをつかむ,人生・不思議体験】

  

「商談中だけど。左前がテリー野澤。鵜川忠彰。左後は、語学カウンセラーで大活躍の女性と野澤社長のスタッフ」



「オリンピックと同じ4年ごととに開催」

 



「先生、お疲れじゃ、ありませんか?」と開口一番、労いのことばは、人の心を鷲掴みにする。何年前と変わりないテリー野澤社長





「幸運も不運も、人生出会いだぁ🎵(その1)

 

雪の日本から、真夏のニュージーランドへ。

寒い出会いから、暑い出会いへの移動。

空港からシャトルバスで、ホテルへ。35ドルを払う。

タクシーなら70ドル。

ツアー会社なら110ドルくらいかな。

 

ホテルに寛ぎ、永住権を持つ鵜川さんに、連絡。

事前に連絡してないので、留守かも知れない。

夕方、連絡が入る。

 

いつもの店に行くと、偶然にも、NZdaisuki.comのテリー野澤社長にバッタリ

商談中らしい。

 

この「挫折を知らない」テリー野澤社長のことは、ニ、三年前、「星風アカデミー」誌で取り上げた。

メディアの分野で、知らぬ人はいない。

 

次の日、テリー野澤社長のオフィスへ。

 

ビッグニュースを知る。

「関西ワールド マスターズ ゲームズ2021」つまり、オリンピックの翌年、ラグビーの世界大会が、日本で初めて開催される、というのだ。

 

日本に先立ち、このオークランドで、4月から開催。電通より依頼され、テリー野澤社長の会社がブースの設営・運営を託されて、多忙を極めている。

 

「スリープレス・ゲイツ」というのは、ハーバード大学在学中の、あのビル・ゲイツに付けられたニックネームで、それほど、IT関係の勉強に熱中したと言う伝説がある。テリー野澤氏も眠るのが、惜しいほど仕事が好きだと語っていた。

 

「挫折を知らない人生」と野澤社長が言ったために、日本のテレビの取材がなくなったと、言うエピソードもある。痛快なエピソードだぁ!

 

難題や課題がないわけでないだろうが、それらを解決する出会いが、次から次に起こるから挫折は体験しない、と言うのが真意だと思われる。

 

言うまでもなく、何もしないでボンヤリと、ぼた餅が落ちてくるのを、待ってる訳でないはずだ。苦労人のお涙だ頂戴のテレビではなく、「スリープレス野澤」の集中したチクセントミハイの言う「フローの意識状態」こそ、取り上げるに値するテーマではないのか、とついつい、我が専門分野から、この人を見てしまいます。

 

テリー野澤氏に会うと、いつも、爽やかな気持ちになれるのが、嬉しい🎵

 

        「つかの間の至福のムラッチ」

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運命を創る専門家/Dr.むらっちのモットー

運命カウンセラー。作家。心理学博士。健康科学博士。気学家。
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気学などの意識の開発で、幸せを築く4つの豊かさを実現します。
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