切ないほどの愛らしさ

マナロアが、小さい小さい彼女の名前。
わずか1分でも主がいないと、探しまくる。
途方にくれるマナロアの姿が、切ないほど愛くるしい❗
外は、爛漫たる桜だというのにー。

桜と言えば、あの詩情あふれる作品を書いた梶井基次郎とその作品が浮かぶ。

「桜の樹の下には屍体が埋まっている」
そんな書きだしは、衝撃的で、知性と鋭い感覚の簡潔な文体が、魅惑的です。
明治生まれの彼は、昭和7年まで生きた作家でした。

残酷なほどに美しい桜と命ー!

ある人は言う。
鉱物・植物・動物から人間へと、10万回ずつ生まれ変わると霊長類のトップの人間に進化すると言う。

「10万回ずつ」かどうかは、さておき、生まれ変わりは知っているし、納得しています。
はい、信じているのではなく、生まれ変わりは、知っているのです。先日も、札幌でおこなって私が誘導した過去世体験のヒプノで、現在の生き方に関係する数百年前の過去をそれぞれが体験、感動で嗚咽し、こちらも、ついつい共鳴してしまいました。

切ないほど愛くるしい、物言わぬマナロアを、両手に抱えていると、命の一体が、理屈ねきに感じられます。

自然や環境に優しく、と人間は無意識に上から目線で言う。だが、その人間は、まさしく自然の一部ではないか。自然を征服などと、よく言えたものです。

「なぜ、地震が起きるの? なぜ、噴火が起きるの?」その根本を突き詰めていくと、答えられる科学者はいません。

言語障害の少年に会ったとき、彼は言った。「今、自然が苛められて、自然が怒っています」とー。
そうです。昔、あるマスターに教えられたことと同じです。
「自然災害は、人災です」とー。

人類の集合意識に自然は反応するのでしょうか。

人類70億人が、真なるもの・善なるもの・美なるものを思い、表現できるなら地上から、テロも災害も無くなると言うことでしょうか❗

その辺りのことを、散りゆく桜とマナロアに、そっと聴いてみたい❗
        
      知りたがりのムラッチ     

【満開のさくらとマナロアちゃんの映像がアップできなくてすみません。機会があれば後ほどアップいたします】


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