一つの情熱が、一つの命を活性化する

シドニーに来て、早くも10日目。
フェィスブックなどと使いなれないものに、ノー天気のことを書いていると、いかにもノンビリに見えるかも。

シドニーのシティから地下鉄で10分の静かなボンダイ・ジャクションの上にたつホテルの住み心地は、広い部屋で、ロビーからシドニー湾が遠望でき、ご機嫌そのものだ。

けれど、その住人の実際は、山積みの仕事と、日本からの緊急連絡の処理で追われる。

そのなかの一つは、やはり、「その人の後半生にかかわる」健康問題だろう。札幌・東京・京都・大阪の星風アカデミーの各センター
では、「クオンタム・ヒーリング」の場がセットされている。

(病は、自分で治す)をモットーに、未病の方や、ストレス解消や、ガンの方々が、来られる。

あるセンターにお見えの年輩のご婦人は、最新施設の病院でも、鍼灸院でも、なかなか改善しない疾患に、諦めて、教育関係の大切な要職から、身を引こうと考えられていた先生である。

シドニーに出発の一日前に、N女性社長のご紹介でお会いした。
私は、量子医学の可能性をかたり、「ご自身で治される」ことの可能性を、延々とお伝えしたのです。

「わかりました。可能性のあることなら、やってみる価値はありますものね。これまでのことは、それはそれでいいとして、試してみます」
私はその言葉に深く感動した。(この先生のソマチッドよ、このご決意を、聞いたであろうに、目覚めて、この先生の使命を全うさせて頂きたい)
そう強くねがって、日本をたちました。

たが、しばらくして、センターのご奉仕のスタッフからの、緊急連絡。「足元がおぼつかなく、いつ、どのようなかたちで、倒れられるか心配です。センターまで、来られる途中も大変。アチコチ痛みがあるようです」との報告。

事態がつかみにくい内容、大変です、大変です、とはよく伝わってきたので、ご紹介者のNさんに、確認ー!

介助するヒトが必要ということだろうか?ここで、止めてしまうのは、なんとしても半端だし、それだけは避けたい❗

だれか、介助するヒトは? みな、仕事があり、家庭がありーーしかし、ご本人が容態は一番よく知っているはずである。
一度は、諦めた治療を撤回して、倒れる危険性を冒しても、立ち直りたいと言うせっかくのこの方の情熱と決意を、ここで消してはならない。この方のひたむきな志に報いるには、どうするか?

その意味をメールでNさんに、送ってみた。
よくあさ、返事が来たのです。「私自身がまず、何日か付き添います。先生の見内の方、それから、ご奉仕されているご主人も、何回か時間をつくり、先生に付き添います。それぞれスケジュールをすりあわして、介助に回れます。ご安心くださいますよう!」

色々な関係者が、それぞれの都合を乗り越えて、介助に立ち上がってくださったのです。
メールを読みながら、涙か溢れて、皆さんに有り難うございます❗というだけでした。

遠隔ヒーリングが八人分あり、その日の夜のヒーリングは、ことさら、念入りになりました。量子の世界は、時空間に関係なく、人種も言語も、習慣の違いも越えています。

一つの情熱(意図)は、同質の情熱を動かす。
それは、さらに、命を育み、調和の輪を、美しく地上と宇宙に広げていくのでしょう。

                                                                涙脆くなったむらっち


最近の投稿